■歴史ある北日本最大の重機械メーカー

函館どつく株式会社は、1896年の創業以来、128年もの長い歴史を誇る重機械メーカーです。明治時代から函館を拠点に船舶や橋梁の建造に携わってきました。 現在の主力事業は、新造船部門と修繕船部門、そして鉄構機械部門の3本柱です。新造船部門では4万トン級のばら積み貨物船が主力商品となっており、売上の約64%を占めています。修繕船部門が約33%、鉄構機械部門が約3%と続きます。 新造船の分野では、長年の経験と実績から高い評価を得ており、現在は3年先までの受注が確保されている状況です。一方で、約20年ぶりとなるフェリー船の受注も果たし、2隻を昨年と今年に完成・引き渡しました。 創業以来の伝統と技術力を誇りながら、時代に合わせた新しい製品開発にも積極的に取り組む、歴史ある北日本最大の重機械メーカーです。

【現場を中心に異業種からも幅広い職種の人材を募集】

函館どつく株式会社では、現場スタッフを中心に人材募集を行っています。造船や修繕、鉄構機械の現場では経験者が望ましいものの、未経験者や異業種からの転職者も積極的に採用しています。 求められる人材像は、「心身ともに健康でコミュニケーション能力のある方」「目標に向かって粘り強くやり遂げる方」「常に問題意識を持ち自発的に改善に取り組む方」「向上心があり新しい知識や技術を学ぼうとする方」です。 最近では40代後半までのミドル層の採用や、60代の嘱託採用なども行われるなど、年齢や経歴に捉われない幅広い人材登用が進められています。

【スケールの大きな仕事のやりがい】

函館どつく株式会社の雰囲気は、大規模な製品を強固なスクラムを組んで一丸となって作り上げていくというものです。平均年齢は37.8歳と比較的若手が中心ですが、定期採用者から経験者、性別を問わず多様な社員が活躍しています。 函館どつく株式会社の大きな強みは、手がける製品の大規模さと幅広さから生まれる仕事のやりがいです。修繕船や艦艇の整備から、4万トン級の貨物船の新造に至るまで、スケールの大きな仕事に携わることができます。

【独自の研修制度や福利厚生なども充実】

研修制度も充実しており、新入社員教育では「ブラザー制度」と呼ばれる徒弟制度があり、ベテラン社員が新人をきめ細かくサポートします。また、英会話教室も用意されるなど、グローバル人材の育成にも力を入れています。 福利厚生面でも、一般的な退職金制度や社宅、永年勤続表彰などに加え、病気やケガで休職した際の給与を補填する「共済会」など、手厚い制度が整備されています。

【求職者の皆さまへ】

弊社はダイバーシティ(多様性)を尊重しており、性別に関わらず広く人材を求めています。特に女性の積極採用に力を入れており、2026年度までに女性社員比率を10%にする目標を掲げています。実際、2024年4月には初の女性現場社員も採用されるなど、製造業の常識を変える動きが出ています。 「新しい時代の変化に向けて、さらなる向上を目指す」という同社の方針に共感できる方は、ぜひ挑戦してみてください。これまでの製造業のイメージにとらわれず、多様な人材が活躍できる環境が整っています。

社員インタビュー

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  学生時代に機械工学を学んでおり、その知識を活かせる職場を求めて函館どつくを選びました。入社後は機電設計課の機装設計係に配属され、現在は係長を務めています。 主な仕事は、船のエンジンルーム(機関室)の設計です。設計図面を描くほか、部下のスタッフが描いた図面のチェックや、船主との商談に使う資料作成なども行っています。 働き方としては、製造業らしく各チーム単位で仕事を進めますが、最終的には社員一丸となって一隻の船を造り上げることを目指しています。 個人的には平面の設計図がリアルな形になっていく様子に感動を覚えます。また自分の描いた図面が分かりやすく、作業しやすいと喜んでもらえることにやりがいを感じています。 職場環境は、チームワークを大切にしながら一丸となって業務に取り組む雰囲気があります。エピソードとして入社当初、実際に巨大なエンジンを目の当たりにしたときの驚きと感動を今でも覚えています。そういった経験を通じて知識を深めてきました。海外の船主と直接打ち合わせをする機会などを緊張しながら重ねたことも、今では良い経験ができたと思います。

会社概要