データ活用で、ワークスタイル・ライフスタイルを研究する
「ワークラボ函館」を運営

株式会社ネットリソースマネジメントと「ワークラボ函館」について

株式会社ネットリソースマネジメントは、オフィスのさまざまなデータを活用して「はたらく人をしあわせに」を考える会社です。オフィス機器の稼働状況を分析し企業の生産性を可視化する「オフィスカルテ」やＰＣログとスマートフォン/ＰＣから入力されたデータで働き方を可視化する「働き方レポート」などのサービスを展開しています。当社はWeb・ITで函館の発展に貢献するハコレコドットコム株式会社、そして函館市との３者連携協力にもとづき、働く空間から生まれるデータ活用して「働き方と地域の未来」を研究する「ワークラボ函館」を運営しています。ここではIoTによって働く空間の新しい姿を創出し、函館のような可能性のある地方のサポートを進めています。

函館で働くことの魅力とは

当社がラボ設立の候補地を探す中で、函館には人の印象や街の雰囲気、数多くの観光資源などに大きな魅力を感じました。そして空港や新幹線によって首都圏との交通アクセスが良く、公立はこだて未来大学や函館高専のような高等教育機関の存在、過ごしやすい気候風土などビジネスを展開する上でも有利な土地です。大都市への過度な集中を避けるオフィス分散化や、地方に働く場を創出し地域経済を持続可能にすることなど多くの社会的意義もあります。ワークラボ函館は、函館発の最先端事業の創出・高度人材の育成のお役に立てればと思っています。このような想いがひとつのかたちになり、函館市のワーケーションツアーのコワーキングスペースとして参画もしました。

データの意味を見いだし、これからの「働き方」を創造する

ワークラボ函館の研究は狭義の「オフィス」だけでなく製造、物流、医療の現場、農場のような１次産業の現場など“人が働く場のすべて”を対象にしています。「人の動き、温度や湿度などの環境が働く人にどのような影響を与えるか」をさまざまなセンサーの組み合わせから得たデータの分析を基に課題を発掘し、「仕事効率を向上させるためにはどのようなアプローチができるか」を考えオフィス空間設計やそこで働く人を幸せにする働き方モデルの構築につなげています。働く空間から得られるデータは企業の生産効率向上だけでなく、従業員一人ひとりの働き方改革につなげられたらと当社は考えています。これらの取組みが、日本経済新聞に取り上げられるなどしています。

日本経済新聞リンク
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68429640S1A120C2ML0000/

イノベーションを起こし社会を変えていく３つの職種

こうした研究を進めるため、ラボでは「エンジニア」「イシューファインダー」「エバンジェリスト」３つの職種が連携し仕事に当たっています。エンジニアの仕事はオフィス空間が持つあらゆるデータの解析・可視化です。IoT、データサイエンス、プログラミングなど幅広い領域を横断して考えられる高度な技術を持つ人、もしくは専門領域を広げステップアップしたい人を求めています。イシューファインダーは私たちが創案した新しい職種です。顧客が抱える問題を解決する「コンサルタント」とは異なり、働く場を観察し、ゼロベースからそこに潜む課題を見つけ出してゴールを設定する仕事です。そしてエバンジェリストがラボの理念への共感者を増やし、共にゴールを目指すビジネスパートナーを獲得します。セミナーやワークショップ、SNSなどにおけるプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力、またこのような場を設けるための企画力が求められます。

働き方のスタンダードが変わる、面白い時代

現在のオフィスは出勤して仕事をすることを前提に作られており、電話やFAXによる社外コミュニケーション、ハンコによる承認、現金管理などがまだまだ当たり前ですが、５〜１０年後には何がスタンダードになっているでしょうか。働き方の未来を作ろう、イノベーションを起こそうという動きが世の中で渦巻き、いま非常にやりがいがあるタイミングです。ラボの理念に共感し、意欲をもって共に進む人材を求めています。

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