コウエキザイダンホウジンハコダテチイキサンギョウシンコウザイダン 公益財団法人函館地域産業振興財団

工業技術のスペシャリスト集団

当財団は、北海道、函館市、北斗市(旧上磯町、旧大野町)、七飯町、民間企業などからの出捐金を基金とし、1984(昭和59)年に設立された公益財団法人です。地域企業の事業活動を支援するために、産学官の連携を図りながら、各種事業を展開しています。

<主な事業>
◇技術支援
 研究開発機器を備え、共同・受託研究や依頼試験・分析などを実施
◇資金供給
 新技術や新製品の開発や起業化促進のための商品化に、研究開発費等を助成
◇販路開拓
 技術PRや販路拡大のための展示会、イベントへの合同参加や助成
◇人材育成
 研修会の開催や研修生受け入れなど、人材育成を支援
◇相談窓口
 経営面・技術面の様々な課題に関する相談に対応
◇創業支援
 各種創業支援とともに新技術・新商品の開発や起業化をサポートする施設を貸与

北海道立工業技術センター 外観

北海道立工業技術センター 外観

◆北海道立工業技術センターを管理運営

当財団は北海道が函館地域の中核的試験研究機関として開設した北海道立工業技術センター(以下、工業技術センター)を、1986(昭和61)年の開設当初より、管理運営しています。産学官連携による地域産業の創出、活性化に積極的に取り組み、様々な技術開発とヒット商品を生み出してきました。地元企業に対し、指導や助言を行う個別技術相談の数は年間約700件。研究員は常に複数のプロジェクトに同時進行で取り組んでいます。

水産食品試作室

水産食品試作室

◆主な実績① 地域海藻の高付加価値化

函館地域には、有用な海藻資源が豊富にあります。これらの中には、今以上に価値を高められそうなものや、未だ利用されていないものがあり、その魅力は尽きません。当財団ではこれまで、様々な機関と連携しながらガゴメコンブや間引きマコンブの付加価値向上、ダルスやアカモクといった未利用海藻の食資源化などに取り組み、多様な技術や商品の開発を支援してきました。これら取り組みでは加工技術などで特許取得に至ったものや、各種の賞を受けた商品が数多くあります。

◆主な実績② AI制御を用いた屋外広告の照明技術

屋外広告や看板を照らす照明は単調であることが多いですが、照明演出を高度化することで印象性の向上が期待できます。当財団では地域企業と連携して、宣伝・集客効果の向上を目的として距離の測定が可能な深度計測カメラという機器とAI技術を用いて人物を検出し、人数と距離に応じて動的に照明を制御するシステムを開発しました。

◆そのほか、工業技術センターが過去に行った研究の数々は、公式ホームページからご確認いただけます。

電波暗室

電波暗室

造形試作室

造形試作室

◆工業技術センター 研究員の仕事のやりがい

私たちは公設民営試験研究機関の研究員として、そのメリットを最大限に活用し、
意欲的な民間企業の方々を積極的に支援しています。研究開発の先には、新産業の創出や地域課題の解決など…人々の笑顔があり、大きな達成感を得られます。
また、函館は大学や高専などの高等教育機関が多く、様々な分野の研究者がいます。工業技術センター内にも多彩な経験をもつ研究員が在籍していますので、案件ごとにチームを組んで研究を進めることができます。

水産加工試験室

水産加工試験室

◆期待人材像

工業技術センター研究員に適しているのは、次の3つの資質を持った方です。

①地域貢献を自らの使命として考えられる
②自らモチベーションを保つことができる
③人の話を聞き理解することができる

研究員はコーディネーターとして、地元企業と大学教授や専門家の間をつなぐ役割も務めます。私たちの仕事は、企業の方々のお話をじっくりと聞くことから始まります。そして、適切な専門家を探し出してその方々からも話を聞き、双方が理解できるよう専門用語をわかりやすい言葉に置き換えたり、自らも役割を分担したりして、研究を進めます。

私たちは地域貢献を使命とし、実験や情報収集に取り組み、技術的なアウトプットをし続けています。函館には自社の発展だけではなく地域の未来について考える経営者が多く、その方々から、技術はもちろん、地域貢献に関する志のあり方も学ぶことができます。

北海道立工業技術センター 案内図

北海道立工業技術センター 案内図

◆応用技術支援グループ 研究主幹 菅原智明からのメッセージ

函館・道南圏は自然が豊かで水産物・農産物に恵まれ、さらに空港や新幹線も整備されており、工業や食産業などの発展が見込める地域です。また、大学など知の集積もあり、新しいアイデアを実現するのに適した魅力的な街です。
研究開発において基礎研究から製品化につなげるためには、材料加工・製造技術、AI・IoT技術、製品評価のための分析・測定技術などが必要です。工業技術センターには様々な分野の研究員がおり、課題について多面的に検討し、異分野の技術者と連携しながらプロジェクトを進めることができます。皆さんの可能性を最大限に発揮できるクリエイティブな仕事に興味がある方は、私たちと一緒に取り組んでみませんか。


◆これからの事業計画

当財団は今後も、函館地域における持続可能な産業力の強化を目指し、技術移転の促進や、新産業創出支援に取り組みます。また、函館地域の新技術・新製品についての認知度向上、市場開拓および販路開拓を推進します。
今年度の事業計画は、当財団公式ホームページに掲載しています。ご興味のある方はぜひ、ご覧ください。

社員インタビュー

  • 研究開発部 研究主査 松本陽斗(2017年入社)
    研究開発部 研究主査 松本陽斗(2017年入社)

    私は七飯町出身で、函館工業高等専門学校の専攻科を卒業後、神奈川県の電子部品メーカーで社内SEとして勤務していました。その後2017年にUターンし、当財団のものづくり技術支援グループの研究員に着任しました。着任後は地元企業からの依頼で、スポーツ用のウェアラブルデバイス、遠隔で高齢者を見守るシステム、AIを活用した屋外照明の制御技術などの開発に携わってきました。
    当財団には食品やものづくりなどいろいろな専門分野の研究員がおり、企業から寄せられるどんな相談にも幅広く対応することができます。異なる分野の研究員同士が連携して課題の解決に当たることもあり、さまざまな民間企業と手を携えつつ様々な分野の開発に関われる当財団は、技術者にとって恵まれた環境です。函館市の企業誘致によって近年新しい企業も増えつつあり、今後ますます地域にとって必要とされる仕事になっていくと思います。

  • 研究開発部 研究主査 緒方由美(2019年入社)
    研究開発部 研究主査 緒方由美(2019年入社)

    鹿児島県出身の私は、鹿児島大学水産学部の特任研究員として働いていましたが、これまでの経験を生かしつつ企業との連携やものづくりをしてみたいと考えるようになり、2019年に食産業支援グループの研究員として当財団に着任しました。専門分野である水産物の加工や鮮度保持を中心に、食品の技術相談全般に対応しています。自分の専門知識や研究成果が企業の抱える問題解決に役立った時や、技術支援が商品化につながった時にやりがいを感じます。
    私は当財団で初めての女性研究者、かつ道外出身者なのですが、女性だからと困ることなどはなく、とても働きやすい職場です。専門分野も年齢もまちまちでいろいろな職員がいるため、仕事に関して自分とは違う視点からの助言がもらえるのはもちろん、北海道で生活するうえで役立つ情報からそうでない情報まで、気軽に話せる環境です。

(2021年 8月更新)

会社概要

公益財団法人函館地域産業振興財団

技術開発、研究開発など、地域企業の事業活動を強力にサポート

事業内容
当財団は、地域企業のニーズに基づく技術相談や研究開発・試験分析等を行い、地域産業の活性化を積極的に支援する公益財団法人です。北海道、函館市、北斗市、七飯町、民間企業などからの出捐金を基金とし、地域経済界の強力な支援のもと、運営されております。
所在地
〒041-0801
北海道函館市桔梗町379
TEL
0138-34-2600

※求人への応募・お問合せは函館市UIJターン相談コーナーにご連絡ください。お問合せフォームはこちら

FAX
0138-34-2601
設立年
1984年4月
代表者
理事長 久保俊幸
従業員数
アルバイト・契約社員等を含む全従業員数 33名
正社員 26名

現在募集中の求人情報(UIJターン向け)

求人情報1

事務

仕事内容・総務及び経理に関すること
 (会計事務、労務管理事務、庶務事務など)
・産業振興に関すること
 (創業や販路開拓などにおける地域企業支援業務)
勤務地 函館市内
勤務時間 8:45~17:30 (休憩1時間、実働7時間45分)
※時間外勤務 月平均2時間程度
休日休暇 週休2日制、祝日、年末年始(12/29~1/3)
給与 手当を含まない基本給:
月160,100円~182,200円

手当を含む総支給額:
月196,600円~218,700円

賞与(前年実績):
年2回、計4.45月分


給与に関する補足:
上記給与は短大及び大学新卒者の初任給で、これに学歴や経験を考慮し決定します。(北海道の行政職給料表の適用を受ける職員の例に準じます。)定期的な手当として、通勤手当(2km以上5km未満)、扶養手当(1人)、住居手当(限度額)を想定し算出しています。
モデル年収
求める人材
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函館市UIJターン相談コーナー

[函館市経済部雇用労政課内]

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